nid next

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/38212.html
おととい、仙台で東北芸工の関係者から記事のことを聞きました。いままで、この新潟日報の記事を全く知りませんでした。きのう、身近な卒業生たちに意見をきいていましたが。。。美しい時代は永遠ではありません。
3年も続いている定員割れ。ぼくがいる頃から、その傾向が始まっていました。しかし
偏差値=35 (現在の芸術系分布: 最低が34/最高が53)
http://www.yozemi.ac.jp/rank/gakka/shiritsu/geijutsu.html
全国偏差値ランキング 1794位 / 1849大学学部
新潟県内ランキング 26位 / 26大学
新潟県私立大学ランキング 14位 / 14大学
造形学部別ランキング 6位 / 8学部
私立学部別ランキング 1337位 / 全国私立大学学部数:1392学部
には驚きました。
goo.gl/fb/iepEY この記事は当然の考え方でしょう。開学初めの4年間の学生、次の4年ぐらいの学生、2000年頃まではとても愉快で、優れた学生ばかりでした。いろいろな意味で、ぼくより優秀な子ばかりでした。とてもなつかしい時代。亡くなった神田先生、鎌倉の鎌田先生、すばらしい先生方と異端なぼく、何もなかった長岡に新鮮な三人のとても美しい時代。そして岩田先生が加わって。。。そのような長岡造形大はぼくの宝物です。
卒業生のみんな、ぼくがみんなと接したそのような歳にさしかかってきています。
memo:
1994/4–1998: 産業デザイン学科視覚デザインコース(神田、鎌田=教授、小泉=助教授)三人が創設
1999–2002: 産業デザイン学科視覚デザインコース(神田、鎌田、岩田=教授、小泉=助教授)
2003–2004: 産業デザイン学科視覚デザインコース(神田、鎌田、岩田、福田、小泉=教授)
2005–2007/3: 視覚デザイン学科(福田学科長、岩田、小泉=教授)
以降2008/3:刈羽原発反対と新潟県美でのトークで一回だけ新潟に足を運んだ。
 2012/7: 公立大学法人化の発表へ
bauhaus
Weimar: 1919–1925
Dessau: 1925–1932
Berlin: 1932–1933
new bauhaus
Chicago School of Design: 1937–(1945)
Illinois Institute oft Technology: 1944–1956…
ulm
1953–1968
Basel AGS Weiterbildungsklasse
1968-1998

selected: 9 Works

2/26まで、渋谷の桑沢デザイン研究所で卒展を開催しています。毎年ですが夜間部グラフィックのエディトリアルは昨年同様5階で、阿部先生とぼくとのクラスの作品が9点、展示されています。なかなかよい出来です。是非お出かけください。昨晩は会場で、岡野さん、堀木さん、八十島くんとお会いしました。森デザインのOB会のようでした。天野くんがいれば、勢揃い。森先生のお弟子は桑沢に関係が深いのですね。
なお、ポスター/DM(フライヤー/ポストカード)は高田くんのデザイン。
卒業展示作品・以下の9点
授業名:エディトリアルA
1
About Eleven Sons─父への手紙
中山朋子+美吉恒佑+山幡誠也
2
11人の息子たち─図鑑
金子容子+森田絵奈
3
11人の息子─図形と色
知念未央子
4
日本人の一生─ドナルド・キーンが見た日本と私たちが暮らす日本
粟津清子+木村未来
5
日本人の一生─鬼怒鳴門の愛する日本への共感と反発
大瀧真弓+岡村安佑子
6
吉岡徳仁─Second Natute
荻野真人+和山ちあき
7
放送室─松本人志と高須光聖の放送室
坪田大佑+楊原珠理
8
Toh
宗像宏+吉村純一
9
東京モスク─外からの視点
森本将平+吉田萌

竹尾の林治雄さんのこと

今晩、お別れをしてきます。昨年の8月30日に植村さんと、CRANE社のコットン紙を輸入されるとのことで、活版のことなどでいろいろと相談に佃に初めていらっしゃった。これが最後でした。
林さんとはとても長く、楽しい日々を1980年代の若くて活発な時期にごいっしょさせていただきました。ぼくが独立して、多くの竹尾の紙見本帳のデザインさせていただきましたが、当時の企画部長の木戸さんからいただいた仕事の実務の担当者でした。スイスに行ってからは、いつも木戸さんとのやりとりでしたので、疎遠に。ぼくが長岡に戻った頃は、すっかり会社は変わってしまいました。
長岡での2003年からの三番目のカリキュラム(新しく視覚デザイン学科にするために考案した)「視覚デザイン材料学」の一人の先生にお願いしました。そのときにやっと紙の授業に力を入れることができて、地元北越製紙の工場見学や小国の手漉紙の職人さん実習を授業にとりいれ、画期的なものにしたと思っていました。その時、林さんとお酒を飲んで、いろいろ夢を膨らませた思い出が残っています。
同時に桑沢夜間部にも、ぼくの授業のゲストで初めて来ていただいて、木戸さんのとは違った彼らしいとてもすばらしい授業をしていただけました。林さんのときどき「ニコッ」とする笑顔が今も脳裏に浮かびます。

一たん鑿を握ると、富蔵の仕事は早かった。早いだけでなく驚くほど精緻な線を無造作に彫り上げて行く。この腕があるために、遅く来ようが、早めに仕事を切り上げようが、酒の匂いをさせようが、富蔵は誰にも文句を言わせない。口喧しい親方の安五郎も一目置いている。そういう男だった。だが富蔵の不機嫌な顔は、一緒に仕事をしている連中をうんざりさせる。惣助はもっぱら文字を彫っている最中で、合間にみんなの鑿をといだり、板木を買いに出たりする見習同様の若者だったし、磯吉も花鳥、風景は一人前にこなすが、美人絵の板木は首から下までしか彫れない。

講演「フランスの美術装丁 ── 人との出会い」

明日です。ルリユール、正確にお知りにないたい方は、ぜひおこしください。
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この秋、東京古書会館で、ルリユールの貴重な講演会が催されます。ぜひ。
大家さんは、ぼくが本のことについて全く何も知らない頃からの恩人。おそらく、世界一の技を持った方だと思っています。
講師: 大家利夫(指月社社主)
会場: 東京古書会館 地下ホール
日時: 10月31日(月) 14:00~15:30
入場無料
http://jimbou.info/news/furuhon_fes_index.html
二階の展示室では東京製本倶楽部の会員の作品が展示されます。
201109221908

kds2011f

桑沢後期スタート。タイポグラフィ・レタリングのクラスも今年で3年目。阿部先生も軌道に乗った感じ。
今年のぼくの課題は、リサーチを加えようと思っています。新しい試み。

홍익대학교 Hongik 1995

ちょっと聞かれて。
1995年にahnに招待されて、弘益大学で授業を一回だけやりました。おそらくソウルで初めて、Baselについての授業だった。学生たちがとても熱心で、質問攻めで、ぼくはお昼ご飯を食べることが出来なかったことを思い出す。
たぶん、The College of Fine Artsに行ったのだと思うけど。
résumé

福島の学生の日

絆=お父さんとお兄ちゃん、家族がひとつになっていることを祈って。
好きだった木工やっているのかなぁ。暦に意外にいいことが書いてあったので、
「八月八日より:己のレベル向上を望む姿勢と地道な努力が将来への有力な布石となる躍動運。少々高い目標や重い仕事でも全力で取り組むほどに、眠っていた知恵や才能が活気づくと知れ。吉方=戌乾亥」