COLLABORATION展の告知ポスター

たった今、届きました。研究室の前に貼りました。
畠山さんのデザイン。
ポストカードはおそらくJAGDAの会員の方々にはお送りされると思います。
ぼくのところ「黒い日本の海」テーマにピッタリ。すべて、お任せしてしまってm(__)m
畠山さん、どうもありがとうございました。大学の先生、最後の記念になります。ぼくのポスターは???

htypo.net/rokkasho

仙台の展覧会は畠山敏氏との共同展なのですが、ぼくの方はいろいろ企画が変化してやっと、ここまでたどりつきました。
内容はrokkashoのことだけではないのですが、このようなアドレス名になっています。
結果なのですが、今回のポスターをつくるために足掛け2年の時間が経ってしまいました。展覧会ではその経緯というか背景がご理解いただけるように工夫をしたいと思っています(今まだ進行中)。ポスターは明日、本機刷り。。。(大学で授業のため、立ち会いができない=心配です)
出品目録
08はご来場のみなさまに進呈できる予定です。(約300名様)
18は割り付け等、制作途中のものを同時展示する予定です。
19は企画書等、試行錯誤した懐かしいものも展示する予定です。
20は印刷までして世の中に出なかったカバーを展示する予定です。

審査終了、活版終了

デザイングランプリTOHOKU2006公開審査が終わりました。今年は「コトバ」というテーマで興味深い作品があった。昨年同様、中村誠さんといっしょに審査!80歳、ほんとうにお元気、すばらしい!晩餐もごいっしょに。戦前戦中戦後の資生堂のお話など、たっぷりたっぷり。たいへんたのしかった。何といっても「日本一デザインが好き」がよかったなぁ。
同時に、やっと、今回の活版プロジェクトも終わり(にした)。印刷は地元職人の菊地さん、ほんとうにありがとうございました。デザイン+印刷以外にも、いろいろな意味で精神がこもった35部!(展覧会で販売します)。。。そして仙台に通った、よい思い出。でも、ちょっとつかれたァ。これからまだまだいろいろ準備、会場展示など詰めなくては。
パリからフィリップが来るかも?

htypo.net/mojiten

いやいや、なつかしいサイトをアップしました。2003年に仙台でやった「文字展@smt」。
いまだに図録を探してらっしゃる方がいらっしゃるような、、、m(__)m存在しないのです。当時、終了後かろうじて作ったこのサイトのみ。(スタッフみんな展示で燃え尽きてしまったのでした)
来る12月8日から10日(短い期間)に仙台の畠山さんと一緒に小さな展覧会やりますが、このために、長い長い時間をかけた準備がいろいろと進んできています。詳細はできたらHPに載せようと思っています。
会期中3日間は会場にいる予定です。ぜひぜひ、お越し下さい。(ごめんなさい。この展覧会は「文字展@smt」のように他ではやりません、というか、できないんです)
こちらも:
http://www.smt.city.sendai.jp/moji/text/list.html

活版に魅せられた人 6

小泉均先生:大葉です。9.11から、そう、5年ですね。私の立ち位置からできること。。。「笑顔の連鎖」みたいなものにこだわっていきたいと思っています。めでたいヤツと言われても、「笑い」「笑顔」を引き出す活動・仕事をすることがつとめと思っています。地元の「お笑いライブ」に、ありえないめでたすぎるニュースショウ!のネタで何度も出演しました。お客さんの笑いのシャワーを一度あびたらやめられません!「地球を笑いのシャワーで」満たせるものなら満たしてみたい!!
ところでところで、
またまた「間」の話。先日、仏のジャズピアニスト・ローランコックさんによるワークショップがこちら仙台でありまして。アマチュアの音楽家へのアドバイスで、オリジナル曲をほめつつも、♪を書き込みすぎない、弾きこみすぎない、「間」を生かす等々の話をしていらして。。。ローランさんのアドバイス後の演奏は、同じ曲とは思えないほど、みずみずしく輝き出す!音楽を「つくる」感覚!それを共有できた感じ!たまたま参加していた建築の専門の人もうなってました。音楽もアーキテクトなんだ!と思ったと。。。この土日、仙台は、定禅寺(じょうぜんじ)ジャズフェスティバルが行われ、海外から・全国から、プロ・アマあわせて651のバンドが参加。前夜祭からの3日間、司会をしていて体は疲れたけど、かなり元気をもらいました。「感動!」の連鎖を!! 2006.09.12
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大葉さんは明るくて、いいですね。JAZZは即興という要素がありますから、「間」を読まなかったら、はじまりませんよね。ぼくはBill Evansのピアノが好きで、よく仕事しながら聞いてます。
小出さん、メールで、喜んでいましたよ(^^)>>この前も上京されたので、ふたりの恒例の東京駅でダラダラだべり。。。

活版に魅せられた人 5

小泉均先生:大葉です!なんか、このところ小泉先生とのかけあいになってますね!ラジオって音声の世界。絵がない分、想像力をかきたてられる。当事者の肉声から、言葉以上の情報が読み取れるところが面白い。強調したいところ。さらっと流すところ。間をたっぷり取ったところ。その間にもメッセージがあると思います。間髪入れずツッコミ入れるのにも意味が。。。上質のインタビュー番組は、もう、「聞く読書」ととらえることができる思うんです。語学を獲得するのにヒアリングを大事にするのといっしょで、日常多く使う日本語こそ「耳を鍛える」感覚って大事な気がする。。。先生の美しい日本語の語りを是非聴きたいと思います。「わくわくラジオ」に推薦しておきます。あ、仙台でのお仕事の日、ご迷惑でなければ見学させてくださいませ。 2006.09.08
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言葉の美しさの重要性については今日も仕事のパートナーと話していました(彼は早稲田の文学部卒なのですが)。本来の言葉は音でかわすもの=つまり声。それを記録にする=つまり文。それを普遍的な形にしていく作業=タイポグラフィ。なのであって、音的なものは根底にあるものと考えます。。。
ぼくが20-30代求めていたのは、美しい日本語のリズム。だから変なCDたちもぼくのCD棚にあったりします(藤山一郎全集BOXとか、笑)。あの時、お話しましたっヶ?昔ソウルでお会いした親日の(もちろん韓国人の)老人の日本語の撥音がものすごく美しかった話。。。このへんの話すると止まらなくなるので止めますが。
ここのとこ毎日、雑誌の打ち合わせで、こんな時間。でも若いのに仕事を任せられるので幸せいっぱい。フー、明日は大学院入試の試験官。。。
ごめんなさい。仙台のプロジェクトは職人とふたりでやっています。仕事中は集中していますので、どなたも見学できません。出来上がったものは、展覧会で!おたのしみに!でも、お昼でもよろしかったら、地下室から出てきますので(^^)
ぼくの語りは美しいでなく、たぶんちょっとトゲ(にがみ)があるという感じ?

活版に魅せられた人 4

小泉均先生:またまたおじゃましています。大葉です。小泉先生の活版のポスター、とても楽しみにしています。活版印刷の世界にこれからも注目していたいです。お名前を番組で出させていただきまして。。。あの番組「今日も元気でわくわくラジオ」は、長尺番組なのですが、10時台のロングインタビューの時間がとてもおすすめです。同じ日、古民家再生の仕事をしている降旗さんがゲストでした。全国からすごくたくさんの反響がありました。ラジオのリアルタイムな反響ってすごいんです。いつか小泉先生自身にも語っていただきたい!そんな風に思います。 2006.09.07
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大葉さん:てれるな〜〜。でもやってみたいな、それ!最近恐いもの知らず。。。でも文字の話をビジュアルなしで、それをリアルに語るっていうのは、感動的かも?はじめたら、本職忘れて、好きな曲ばっか、かけてそう(^^)
ラジオってあがるのでしょうか?
今、つくりだしている新しい科学雑誌のパイロット版に「人はなぜあがるか(仮)」も載ります。10月には発売予定。雑誌文化が低迷しているのに、これも挑戦です。

活版に魅せられた人 3

小泉均先生:大葉です。あ、ありがとうございます。聞いてくださったのですね!!う、うれしいです!語りたいことは、まだまだたくさんあったけど。。。ラジオが好きという小泉先生。ほんと、ラジオはいいですよね。私の「今」に音楽も語りも。。。どれだけ影響うけたかわかりません。ちなみにインタビュアとして「聞く」ことの方が何倍も好きで、私はこの仕事を続けていると思います。ところで、全国からの、本日の「活版トーク」への反響が、じわじわ、これから、来ると思います。うふふ。楽しみ。 2006.09.05
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大葉さん:
こちらこそ。ぼくの名前がNHKで読まれたのは生涯で2回目(坂本さんのサウンドストリートで1回)。うれしかった。単純ですね!
で、にわかに活版ファンは増えていると思いますよ。それは今の便利になった社会の反動だと、とらえています(ぼくが虜になった時はそうではなかったのですが)。いろいろなところで、その芽は出ています。
その真意のひとつには、言葉を大切に、文字を大切に、ということなのだと思います。これからもこういった挑戦は細々とぼく流で続けていくつもりです。どうもありがとうございました。
ところでところで
仙台には、ここのところ毎月一回のペースで通っている。ようやく、ポスターがかたちになってきた。でも刻々と危険な状態になってきている。
http://fukurou.txt-nifty.com/pu2/

活版に魅せられた人 2

小泉均先生:先生のご本の中の文字と文字の間に神がやどる。の言葉に私、やたらと感動しました。パーカッショニストの「ともとも」こと「山口ともさん」にも〜神が宿る、の話をしたとき、とんでもなく感動してましたよ。ともさんは廃品を独特のセンスで楽器にしてしまう注目のアーチスト!!その楽器がまた美しい!ともさんの話は今おいといて、え〜っと、そうですね。明日のラジオでは、「間」の話をたぶん語らせてもらうと思います。聞き手の村上信夫アナウンサーも、間の美学を語れる方。かけあいっぽくなるかも。夕方以降、村上アナと打ち合わせをします。活字の組が崩れて奇声をあげたのは、ハイ、確かにこのワタシでした。とほほ。。ちなみに活弁士の活動は、まだまだ始めたばかりですが、古い映像にもこだわりたいけど〜「活版印刷ワールドを語る活弁士」みたいな、現代のセンスも入れながらオリジナルの映像でも作って、語りをやってみたいなぁ、なんて思ったりして。それほど惚れこみました!! 2006.09.06
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大葉さん:
聞きましたよ〜〜。電話でのやりとりだったのですね。話がうまくまとまってました。
さて、話は活版でなくて、ラジオ。。。ぼく好きなんですよ。中学の時から聞いてて、夜中こっそりふとんの中で聞いていた。高校の時はもっぱら深夜放送聞きながら受験勉強(そのころありふれていた)。天才秀才バカとかGo!Go!NiagaraとかFENのAmericanTop40は絶対聞いていたね。そういえばJohnが殺された時は一晩中Johnだったなあ。
最近は眠れない時、ラジオのお世話になっています。人の話を聞くってことが苦手な人が多い世の中になってしまったような。。。急に落語を聞きに行きたくなった。
そう「トランジスターラジオ」って名曲があります。清志郎、がんばって!